メンドッチーノ☆明日は頑張る

食べたもの買ったもの行ったところ日々つれづれ。おひとりさまハワイ旅行記沢山あります☆

7月のワインスクール

さて、ワインスクール@トゥールダルジャン も3回目となります。
今回のテーマは『エレガンスとの出会い 白ワインで巡るフランス』であります。


今回も個人的な備忘録でございますがよろしければお付き合い下さいませ~


レザルム・ド・ラグランジュ [2007] 750ml

レザルム・ド・ラグランジュ [2007] 750ml

価格:3,675円(税込、送料別)



Bordeaux 2007 Les Arums de Lagrange
ボルドー2007 レザルム・ドゥ・ラグランジュ) ボルドー/メドック

今回はフランスの色々な地域の白ワインをテイスティングしますよ。まず最初はボルドー。どっちかというとやっぱり赤ワインのほうが有名ですかね。
さて、こちらは以前飲んだこともあるサントリーが所有するシャトー、ラグランジュの白ワインです。一応AOCとしてはサンジュリアンなんだけども、赤ワインでないとサンジュリアンは名乗れないそう(あっ、サンジュリアンというかメドックも名乗れないのね)。
ボルドーなので、セパージュは、ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン、ミュスカデルのブレンドソーヴィニヨン・ブラン独特の香りがやっぱり分かりやすい。青リンゴやパッションフルーツ、バニラっぽい香りも。



Chablis Premier Cru Montmains 2008 Patric Piuze
(シャブリ プルミエ・クリュ モンマン 2008 パトリック・ピウズ) ブルゴーニュ/シャブリ

お次はブルゴーニュブルゴーニュなのでセパージュはシャルドネの単一品種です。
初回にもお目見えしたシャブリですが、畑違いですね。ま、違いが分かるはずもありませんが…
前回は結構トロピカールな感じがしたんですが、今回は結構シャブリらしいというか、すっきりとしたドライな感じでした。相変わらずミネラリーは分かりませんでしたが…orz
普通のワインスクールと違って、やっぱりソムリエ視点からの説明がとても面白くて毎回勉強になります。例えば、ヴィンテージについても、ワインスクールだと、xx年は出来がいいから買ったほうがいい、xxは出来が良くない、くらいしかないけど、こちらのスクールだと、さわやかじゃない熟した感じが好きならxx年、すっぱいのが好きならxx年がいいですよ、ということまで教えてくださいます(´∀`)



Meursault Les Vireuils 2005 Jean-Yves Devevey
ムルソー レ・ヴィルイユ 2005 ジャン・イヴ・ドゥヴヴェイ) ブルゴーニュ/コート・ドゥ・ボーヌ/ムルソー

続いてもブルゴーニュ。今度は同じブルゴーニュでも地域差を感じるということで、シャブリよりも南に位置するコート・ドゥ・ボーヌの白ワインです。
シャブリとは違ってボリュームがある感じです。色調が濃く、ぶどうの熟成度が高いとのこと。パパイヤやハチミツ、ドライシェリー、パイ生地のニュアンス。酸はシャブリに比べると丸い印象。
シャブリも十分おいしいと思ったけど、やっぱりこちらを頂いてからまた飲んでみると、かなりさっぱりした味に感じますね。



Alsace Riesling Jubilée 2004 Hugel et Fils
アルザス リースリング 2004 ヒューゲル・エ・フィス) アルザス

はい、お次はアルザスリースリングです。リースリングも分かりやすいものはかなり当てることができるので好きな品種です(笑) うーん、やはり特徴的な石油香があります。このガソリンっぽい香りがダメって言う人もいるみたいですが、私は全然大丈夫。さて、強い酸味が特徴的なリースリングですが、こちらは今回テイスティングした中でも一番甘かったですね。華やかで力強い感じで、私は一番好きだったかもー。
ちなみに↑の画像リンクはできるだけヴィンテージをあわせてはいますが、ないものもあるので、そういう時は仕方ないのである年のものをリンクしてあります。そんで、この2004年のヴィンテージだけ何故か凄く高かった(笑) 普通は1500円くらいみたいなんだけど。


Montlaouis sur Loire Les Choisilles 2002 François Chidaine
(モンルイ・シュール・ロワール レ・ショワジール 2002 フランソワ・シデーヌ) ロワール/トゥーレーヌ/モンルイ

次はロワールの白ワイン。セパージュはシュナン・ブラン。何故か検索しても全くヒットしなかったんだけど、コレ…(笑) 海外サイトからエチケットの画像をお借りしました(('ェ'o)┓ペコ
これはですねー、とっても面白い香りがしましたね。酸化して茶色くなっちゃったリンゴのような、ちょっとお酢っぽいようなでも甘い感じのような、不思議な香り。確か昔シュナンブランの香りはアプリコットだって習った気がするんだけど、シュナンブランってどんな香りだ??
先生はミカンの缶詰っていってたけど…(笑) 酸は豊かだが、まろやかだそうです。



Châteauneuf du Pape Boisrenard 2000 Domaine de Beaurenard
(シャトーヌフ・デュ・パプ ポワスルナール 2000 ドメーヌ・ドゥ・ボールナール) コート・デュ・ローヌ/シャトーヌフ・デュ・パプ)

最後はコート・デュ・ローヌのワイン。セパージュはルーサンヌとグルナッシュ・ブラン。
よく耳にするシャトーヌフ・デュ・パプ。ぶはっ!わたしこれシャトーの名前かと思ってた~~~(笑)
AOCだったのか~~!
さてさて、これもまったく検索でヒットしなかったので海外サイトから画像を拝借。これ、ビンテージが2000年と一番古いのですが、まず香りを嗅いでむせそうになりました(笑) 絶対アルコールが高いだろうと思ったら、やっぱり~~!14%もあります。白ワインとしての香りはあまり感じません。どっちかっというとスピリッツみたいな感じでしたね。とにかく辛くて強い。かなりな変り種だったみたいで、先生も、食事の最初から最後までワイン1本で通したいというお客さんに、かなり変わっているけどこんなものをありますよ、と奨めたこともある一品だそうです。酸味があまりなくて、スパイシーで、ボリュームがある。で、辛い(笑) 私はちょっと…って感じだった。

最後の2つ以外は、全部好きな味でしたね~ うーん、今回も勉強になりました。

そんなわけで、今回もこっそり激写してきた(笑)、本日の一皿。エクルヴィス(ザリガニ)のムース。黒くてプチプチした(キャビアではない)ものも入ってたんだけどあれなんだったんだろう… まさか刻んだトリュフ??? 今回も非常においしゅうございましたのだけど、ちょっと同じような味が続いている感じもしないでもない。ここら辺でちょっと肉とかが食べたいな~
来月は赤ワインなので、期待しましょう。