メンドッチーノ☆明日は頑張る

食べたもの買ったもの行ったところ日々つれづれ。おひとりさまハワイ旅行記沢山あります☆

1月のワインスクール

今回で9回目となりますワインスクール。これまでにテイスティングしたワインの種類、なんと54種類!わーお。身になっているかどうかはさておき、毎回とてもおいしいワインと一皿が味わえて楽しい。





…例え誰とも喋らなくてもね…orz


さて、今回のテーマは『時のマジック~ヴィンテージ、熟成による味わいの違い~』。
何故か勝手に、若いワインと熟成の進んだワインをティスティングするのかと思っていたけども違った。


ゴ~~~イ~~~~ス~~~~なワインがでてきた(;゚д゚)

あっ、本当のセレブおよび、ワイン愛好家の方はこの先はご遠慮下さい(笑)
ただの貧乏人でワインビギナーのツブヤキですので…(笑)

今まで飲んだことのある古いワインと言ってもせいぜい1990年代後半がいいところなワタクシ。そもそも味音痴なワタクシに違いが分かりますかどうか…

テイスティングアイテムは、ブルゴーニュ白、ブルゴーニュ赤×2、ボルドー赤、シャンパーニュ貴腐ワイン、の、熟成ワインでした。

それでは参りましょう。


 Meursault Closerie des alisiers 1989 Domaine Jean Dupont
 (ムルソー 1989 ドメーヌ ジャン・デュポン)
 フランス/ブルゴーニュ/コート・ドゥ・ボーヌ/ムルソー

 まずはムルソー。1989年って!(*`ロ´ノ)ノ ああ、このワインがグラスに注がれる時に広
 がる芳しい香りがたまりませんよね…うっとり…
 とても20年ものとは思えないほどキラキラ輝きのあるイエロー。とっても落ち着い
 たハチミツやシェリー、ドライパイナップル、パイ生地のような香ばしくて甘さを連想させ
 る香り。味も柔らかく丸いけれどしっかりとした味わいです。う~~~ん、おいしいです…




 Savigny-Vergelesses La Bataillère 1994 Domaine Albert Morot
 (サヴィニー・ヴェルジュレス ラ・バタイエール 1994 アルベール・モロ)
 フランス/ブルゴーニュ/コート・ドゥ・ボーヌ/サヴィニー

 お次はボーヌの1994年もの。色はややオレンジがかったガーネット。先生がおっしゃる
 にはまだ熟成の入り始めだそうです。
 確かに若いワインとは思わないけど、2000年代のワインでもこういう色のってあるし
 ま、私 のような素人には外観で判断できるわけもなく。
 香りはドライフルーツの香り。とりわけ私は乾燥梅を感じましたよ(笑) あとは土や枯葉
 などの熟成香も。味わいは口当たりはまろやかだけどもタンニンが強く感じられるワイン
 でした。ちょっとびっくり。う~ん、これまたおいしかった。




 Clos de la Roshe 1986 Domaine Domaine Louis Remy
 (クロ・ドゥ・ラ・ロッシュ 1986 ルイ・レミー
 フランス/ブルゴーニュ/コート・ドゥ・ニュイ/モレ・サン・ドゥニ/クロ・ドゥ・ラ・ロッシュ

 お次はニュイ。1986年もの。わ、わーお!グランクリュですよ!私グランクリュのワイン
 って飲んだことあったかな…?? こちらはボーヌのピノと比べると、もっとオレンジがか
 っております。ちょっとにごっていますね。先生曰く、タンニンが細かいのでこうなってし
 まうようです。香りは、先生曰く、ドライフランボワーズ、生肉(?)、鉄、サラミ、かつ
 おぶしなどなど。
 まあいわゆる熟成香ですね。つまりアミノ酸ってこと?(笑)←かつおぶし
 こちらはタンニンは滑らかでスムーズだけど酸味が豊かだそうです。先生がおっしゃるに
 はボーヌのピノはフルーティーなのに対し、ニュイのピノはエレガントなんだそうです。




 Pauillac 1990 Château Pontet Canet
 (ポイヤック 1990 シャトー・ポンテ・カネ)
 フランス/ボルドー/ポイヤック

 お次はボルドーの1990年もの。ボルドーは0と5のつく年がグレートヴィンテージといわ
 れますね。お値段も…わお~凄いですね…(´゚∀゚`;)
 いや~しかし全然20年も経ってるとは思えないほどまだまだしっかりした印象ですよ。
 色も深みのあるガーネットです。香りもまだフルーツの香りが中心ながらも、タバコっ
 ぽいような漢方のようなニュアンスもあります。味わいは先程のボーヌのほうがずっと
 タンニンが強いと感じるほど柔らかな感じ。果実味、酸味とも豊かで、とてもおいしか
 ったです。
 
 




 Champage Demi-Sec Reflets 1995 La Tour d'Argent
 (シャンパーニュ ルフレ ドゥミ・セック 1995 トゥールダルジャン)
 フランス/シャンパーニュ/シュウイイー
 ☆画像はこちらからお借りしました
 
 お次はシャンパーニュ。これは初回に飲んだのと同じ、ヴィンテージ違いです。
 香りは、熟成したシャンパーニュに感じられるトーストや、奈良漬のような香り、個人的
 には 放置して茶色くなったリンゴ(笑)のような香りも感じました。ドゥミ・セックな
 ので中甘口です。ドライアプリコット、シロップ漬のフルーツ、パイ生地やジャムといっ
 た感じ。もっと熟成すると、モカやカカオのニュアンスがでるそうですよ。飲んでみた
 いなあ。



 Sainte-Croix du Mont 1980 Château des Coulinats
 (サント・クロワ・デュ・モン 1980 シャトー・デ・クリナ)
 フランス/ボルドー/サント・クロワ・デュ・モン
 ☆画像はこちらからお借りしました
 最後は貴腐ワイン。1980年~~~!ひえー!
 この貴腐ワイン(とかアイスワイン?)に感じられる、セメダイン臭(笑) おもしろいですよね。とにかくあま~い香り。今まで飲んだことのある貴腐ワインに比べるととてもやさしい感じがしますね。今までのはもうちょっとがつ~~ん!という味だったと思うんだけど、ふんわりしてる感じ。ああ、幸せ♪




というわけで本日の一皿。非常に肉肉しいビジュアルですが、あんこうですよ、これ。私あんこうって食べたことあんのかな…? 非常に身がしっかりしていておいしかったです。でもベーコンのほうが味が強かったけど(笑)
ちなみに今回はシャンパーニュのタイミングでお皿が出てきたので、貴腐ワインが写っておりません(笑)
貴腐ワインが注がれたところでもう一枚。あっ、でもムルソーが切れちゃった。
ご覧下さい、ピノの熟成した色合いと、貴腐ワインのゴールドの輝き。飲んでいるので少なくなっておりますが(笑)
あっ、そうそう、このお料理にはボルドーのが合うっていってた気がするんですが、普通にテイスティングしていた時には感じなかったのに、このボーヌのピノを合わせた時に、すんごく鉄っぽくなったのですよ…口の中が… これはまあマリアージュっていうことではないとは思うんですが、こういうのがあるとお料理でワインの味が変わるっていうのを実感しますよね…
う~~~ん、ワイン、奥深いわあ~…


さあ、来月はとうとう最終回。いつもセミナーを受けている個室から、メインダイニングへ場所を移しての、フルコースが待っておりますのよ!!! 楽しみ~~~!