メンドッチーノ☆明日は頑張る

食べたもの買ったもの行ったところ日々つれづれ。おひとりさまハワイ旅行記沢山あります☆

8月のワインスクール

さて、今月も行って参りました、ワインスクール@トゥールダルジャン。
今回で早いものでもう4回目です。
相変わらず全く誰ともお話しておりませんが(TдT)、毎回楽しすぎて既に来年も通う気マンマンであります(笑)

今回のテーマは『深紅の情熱 赤ワインで巡るフランス』 であります。
得意ではない赤ワイン特集。このあっついのに、赤ワイン…(-ω-)と、思わないでもないですが(笑) 

では、私の全くあてにならないテイスティングレポート、興味のある方はどうぞお付き合い下さいませ~


前回はフランスの白ワインでしたが、今回はフランスの赤ワインです。
実はフランスピンポイントで赤ワインをテイスティングしたことってないかもー。
ブルゴーニュVSボルドー みたいなのはあったけど、赤も白もあったし。あとは品種別とかね。



Bourgueuil Les Cent Boisselees 2005 /Pierre-Jacques Druet
ブルグイユ レ・サン・ボアスレ /ピエール・ジャック・ドリュエ (ロワール/トゥーレーヌ/ブルグイユ)

これまた検索にひっかからなかったので、海外サイトから画像をお借りしました。
まず最初はロワールの赤ワイン。ロワールの赤は、初回にサンセールのピノノワールを飲みましたが、今回のAOCはブルグイユ。ブルグイユの使用品種はカベルネフランです。ロワール地方は随分と使用品種が多彩ですね。
どうでもいいけど、ほんと、ワインの試験を受けようと思ったら本当に大変そう…
さて、カベルネフラン100%のワインは初めてです。よくカベルネソーヴィニヨンとブレンドされていて、ピーマンの香りが特徴的な品種とされていますが、100%になったらどんなにベジーなんだ(笑)
と、思ったら、全然フルーティーな印象です。もちろんピーマンやししとうなどの青っぽいフレーバーはありますが、ベリーの香りのほうが主体。結構甘みもあり、酸味もしっかりしていて、タンニンはやさしいです。
先生曰く、全体的にやさしい印象だが、酸味がしっかりあり果実実も十分。後味に心地よい苦味と渋みがあるワインだそうです。まだまだシンプルで複雑な香りはしないとのこと。
うん、とても飲みやすくておいしかった。



Nuits Saint-Georges 1er Cru Les Petits Plets 2004 / Domaine de l'Arlot
ニュイ・サンジョルジュ プルミエ・クリュ 2004 / ドメーヌ ドゥ ラルロ (ブルゴーニュ/コート・ドゥ・ニュイ/ニュイ・サン・ジョルジュ)

次はブルゴーニュです。多分私的に一番飲んできたのがピノ・ノワールなんじゃないかと思いますが、これまた産地や生産者でガラリと印象が変わってしまうので、イマイチ分かるような、分からんような…(笑)
香りはまだフルーティーな感じです。チェリーとかラズベリーみたいな、あとちょっと梅っぽい感じ? それからちょっとだけ土っぽいようなきのこっぽいようなそんな香りもしたような… 先生はそういわなかったけど(笑)
先生曰く、ラズベリーやカシス、バイオレット、バラのような華やかな香り。フルーティーな中にも鉄っぽさも少し。タンニンは滑らかで、最初は柔らかに口に入ってくるが、後になってぼわっと広がるとのこと。
う~~~ん、やっぱりソムリエの表現は勉強になるなあ。




Crozes-Hermitage 2006 /Alain Graillot
クローズ・エルミタージュ 2006 / アラン・グライヨ (コート・デュ・ローヌ/クローズ・エルミタージュ)

次はローヌの赤ワイン。セパージュはシラーです。シラーは私的にはブブーな品種。辛いしスパイシー過ぎ…と、思っていたのですが…
わ~お、おいしいじゃないですか~~ 確かにスパイシーではあります。タンニンもざらつく感じではあります。が、意外と甘さもあって、酸味もしっかり。香りもかなりフルーツの印象です。ブラックチェリーのような感じ。
それから、すっごくすっごく何かの香りを感じたんだけど、何かがわからない~~ ココア? シップの香り? バニラエッセンス?? <めちゃくちゃ(笑)
先生曰く、胡椒、プラム、芋焼酎(?)、ブラックオリーブ、ベーコン。
シラーは年を取らない品種なんだそうです。酸化しづらいので、熟成がなかなか進まないらしい。なのでまだまだ紫がかった若々しい印象のワインだそうです。



Côtes du Roussillon Villages Vieilles Vignes 2004 / Domaine du Clos des Fées
コート・デュ・ルーション・ヴィラージュ 2004 / ドメーヌ・クロ・デ・フェ (ルーション)

はい、お次はルーションの赤ワイン。私のようなワインビギナーには、ラングドック・ルーション地方はマイナー過ぎて(笑)あまり印象ありません。使用品種もマイナーだし…
今回のワインのセパージュは、グルナッシュ、カリニャン、ラドネ・プリュ(初めてきいた)、シラーです。
これまた全く期待していませんでした。が。

お、おもしろ~~~い!てか、おいしい~~(笑)

香りが全く持ってポートワインっぽいです。プラムジャム、ドライイチジク、干しぶどう、バニラ、ブラックチェリー、そんな感じ。甘くて超いい匂い(*´ェ`*) ですが、アルコール度数は15%なので、かなりしっかりした感じ。タンニンもしっかりあります。でもとっても飲み易い。
しかも、先生は全くふれてなかったけど、これってVieilles Vignes じゃありませんか!!だからこんなに凝縮した感じなのかな?? とか言ってみる(笑)

シャトー カントナック・ブラウン[2002]

シャトー カントナック・ブラウン[2002]

価格:4,148円(税込、送料別)



Margaux 2002 Château Cantenac Brown
マルゴー2002 シャトー・カントナック・ブラウン (ボルドー/オー・メドック/カントナック

さ、真打(?)ボルドーの赤ワインです。今回ボルドーの赤だけ2種類なのですが、俗に言うところの右岸と左岸というやつですね。こちらは左岸の、マルゴー。このシャトーカントナックブラウンは格付け3級のシャトーです。左岸の土壌は砂利質なので水はけが良く、カベルネ・ソーヴィニヨンに適しているとのこと。なので左岸のワインはカベルネ・ソーヴィニヨン主体なんだそうです。
セパージュは、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、カベルネ・フラン
カベルネ・ソーヴィニョンの特徴的な香りは、ミントとかユーカリ、樽っぽい木の香りだそうですが、確かにそんな感じでした(笑) 私はCSといえばベジーと思っていたんだけど、そこで、カベルネフラン100%のロワールの赤と比べてみると、確かにちょっと違う。今まで青っぽい匂いと、ミントっぽい匂いがごちゃごちゃになっていたけど、カベルネフランは本当にピーマンのニュアンスだけど、カベルネ・ソーヴィニヨンのほうは青い植物っぽいニュアンス。な、気がする。
先生曰く、プラムジャム、メントール、甘い香ばしい香り、青っぽい香りもあるけどブルーベリー的な感じもあるとのこと。



Côtes du Castillon 2002 Château d'Aiguilhe
コート・ドゥ・カスティヨン 2002 シャトー・デギール (ボルドー/コート・ドゥ・カスティヨン)

こちらが右岸の赤ワイン。右岸は、粘土質の土壌で、カベルネ・ソーヴィニヨンの生育には向いていないが、メルロの生育条件には適しているので、メルロ主体のワインだそうです。
メルロもイマイチよくわからんちんな品種であります。
すんません、ちょっとボルドーあたりでお料理がでてしまって、テイスティングの説明が上の空だったもんで…(笑)
えーと、香りはこげたような香ばしい香り。酸味は穏やかで、フルーティーで丸い印象だが、タンニンが強く感じられ、ボディが強い、とのことです。確かに、一番パワフルなワインでした。ざらついたタンニンではないが、かなり渋みを強く感じます。酸味が穏やかなので、タンニンを余計強く感じてしまうらしい。つまり、酸味、果実実、タンニンのバランスってやつですね、私の良く分からない(笑)


そんなわけで、実はちょっと~と思っていた赤ワイン特集でしたが、ふたを開けてみたらまたまた超おいしくて楽しかった~~
どれもやっぱりおいしかったけど、今回印象に残ったのはやっぱりローヌとルーションの赤ワインかな~
品種の特徴もなんとなくだけど、掴めたような気がします。 


そしてお楽しみ!本日の一皿。またこっそり激写。
やったー!肉キタ━━━━(*゚∀゚*)━━━━!!
あまりにもテンションあがりすぎて、お料理の説明あんまり聞いてなかった(゚∀゚ ;)
確か鴨のテリーヌといっていたような気が… 違うかな… ま、何かのテリーヌです(笑)
紫芋のチップスが花びらのように飾られていて(マッシュポテトに刺さってる)、ビーツのピクルスが添えられています。テリーヌ自体は、そこまでオイシー!ってほどでもなかったけど、肉だったので満足。
ちなみにバゲットもおいしくて、いつもテイスティング中に早々に食べ終え、お替りをもらいます(笑) オレってやつは…

来月からはニューワールドに移りますよ。