メンドッチーノ☆明日は頑張る

食べたもの買ったもの行ったところ日々つれづれ。おひとりさまハワイ旅行記沢山あります☆

ワインスクール後期5回目

と、いうわけで、ワインスクール後期の授業も5回目。既にちょっと忘れかけておりますががんばって思い出します(笑)
さてさて、今回のテーマは、『フランスワインVSカルフォルニアワイン』。
最近でこそ、色々な世界のワインを意識して飲むようになったわけなんですが、やっぱりワイン=フランスみたいなイメージってありますよね?もしくはフランス=いいワイン。しかしいわゆる「ニューワールドワイン」のクオリティも実は非常に高いのだとか。それの伝説的なエピソードが、「76年パリ対決」です。簡単にいうと、当時全く人気も知名度もなかったカルフォルニアワインと、フランスワインをブラインドテイスティングしたら、カルフォルニアワインが勝っちゃった、というもの。
そんなわけで、最近のカルフォルニアワインは、非常~~にフランスワインっぽいのが出来上がっているのよ!というのが今回の裏テーマです(笑)もちろん今回もブラインド。白はシャルドネ、赤はピノ・ノワールカベルネ・ソーヴィニヨン。それぞれどちらかがカルフォルニアワインで、どちらかがフランスワイン。

2005 Rutherford Vintners Chardonnay Napa Valley(ルーサーフォード・ヴィントナーズ シャルドネ ナパ・ヴァレー)
うーん、これがしょっぱなからトリッキーでした。私はこれがフランスのシャルドネかと思ったんだけど、全然違った。私の中でカルフォルニア=温かい=ふくよかな味=酸は穏やか、みたいなイメージがあったので、これは非常にすっきりとしてさわやかだったのでフランスかな~と。でも違った。しかもまた樽が効いてるってのが分からなかった…orz でも確かに時間が経つと樽香がしてきた…と思う。

2005 Bourgogne Vezelay Le Galerne Domaine Montanet-Thoden(ブルゴーニュ・ヴェズレイ ル・ガレルヌ ドメーヌ・モンタネ・トダン)
私はこの香りを嗅いだ時、おお、樽が効いてる!!つまりカルフォルニアだ!!と思ったわけなんだけど、全然違った(笑) うう~~ん、南国チックなフルーツの香りだったんだけどなあ。しかしテイスティングコメントは皆さんとは真逆!あれれ~~ 修行が足りませぬ…
2005 Chambolle-Musigny Domaine Arlaud(シャンボール・ミュズニィ ドメーヌ・アルロー) AOC:ブルゴーニュ地方 シャンボール・ミュズニィ村
さて、赤はどれかがPNで、どれかがCS(とその他)なわけなんですが、これはやっぱり分かりました。外観と、香り。で、品種が分かったところで産地を予想するわけなんですがこれはフランスワインで当たり。最初の印象では↓のほうが甘い香りと柔らかい口当たりで好みだったんだけど、時間が経つにつれてこちらのほうがおいしく感じました。
2006 Lane Tanner Pinot Noir Santa Barbara County(レーン・タナー ピノ・ノワール サンタ・バーバラ・カウンティ)
これはまず香りが特徴的。イチゴや赤いベリー系の果実っぽい香り。私は酸味を感じたんだけど、これは酸は穏やかなんだそう。しかし私のコメントと先生のコメントはいつも真逆なので(笑)私って的外れなのね~と思います…
2005 Chateau Marquis d'Alesme-Becker(シャトー・マルキ・ダレーム・ベッケー) AOC:ボルドー地方 マルゴー村
CS(とその他)は基本的に、渋~~苦~~( >ε<)となってしまって得意ではないのであまり私のテイスティングはアテになりません(笑) こちらのワインはとにかくパンチがありました。
2005 Stag's Leap Wine Cellars "Artemis" Cabernet Sauvignon Napa Valley(スタッグス・リープ・ワイン・セラーズ “アルテミス” カベルネ・ソーヴィニョン ナパ・ヴァレー)
こちらは、何と言うか、ザ!カベルネ・ソーヴィニヨン。って感じの香りで、味わいもタンニンもしっかりしていましたが、バランスが取れている感じで非常にフランスっぽい。で、待てよ、と。今回のテーマでいうと、多分これがフランスっぽいけど、カルフォルニアってオチだろうと予測。見事に的中~~(´∀`)
ちなみにこのスタッグス・リープという造り手は、かの76年パリ対決で1位になった造り手なんですね。


興味深いことに、やっぱり好きなワインをクラスで聞いたところ、白も赤もやっぱりカルフォルニアワインが圧勝でした(笑) やっぱり先入観でワインを飲んだらいけませんね~~ おもしろかったです。

次回は最終回。