メンドッチーノ☆明日は頑張る

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ワインスクール前期1回目

さてさて、ワインスクール2年目。前期の授業が始まりました~ 前回も20人の大所帯でしたが、なんとなんと、今回は26人!!
…人多すぎ…ポカ─(o'д'o)─ン
しかも何だかセレブな匂いがプンプンするよ… あたい、超浮いてるヨ!!(笑)

授業一発目のテーマは、『世界のスパークリングワイン』。大抵最初の授業は泡なんだよね(´∀`)
今回も6種類のワイン、全てブラインドでテイスティングしていきます。
さて、ワインを知っている方には超常識でありますが、一応言っておきますと、いわゆるシャンパン(シャンパーニュ)というのは、フランスのシャンパーニュ地方で獲れたぶどうを使って、シャンパーニュ地方内で、法律に定められた方法で生産されたものを指すのであって、それ以外のものはシャンパンとは呼んではいけないのです。それ以外はスパークリング・ワインということになります。
で、このシャンパーニュは瓶内二次発酵という製法で作られているんですが、これが非常にめんどくさくて大変!なので、スパークリングワインの中でもシャンパーニュはお高めなんですね。

で、今回は世界のスパークリングワインをテイスティングするわけなんですけれども、これらは全てこの瓶内二次発酵方式(伝統的方式)で作られております。

2005 Roger Goulart CAVA Brut(ロジャー・グラート カヴァ ブリュット)


まずはスペインのスパークリングワイン。スペインのスパークリングワインはエスプモーゾ。なかでもカヴァは有名ですね。で、このロジャー・グラートのロゼスパークリングが、芸能人格付けチェックという番組で、ドンペリロゼと間違われたことで一気に有名になったという。これはロゼではありませんが。
さて、セパージュですが、マカベオ、チャレッロ、パレリャーダ、シャルドネ、と、シャルドネ以外は、(゚д゚)? な品種ですね。
ブラインドで当てろってったって、当てる要素がないんじゃ(。・ω・)(・ω・。)ネー
でも、香りは柑橘系なさわやかな香り。先生はあんずっていってた…(全然チガウジャン…) 若干トーストっぽい香りもありました。非常にバランスがよくおいしかったです。


NV Koshu Sparkling フジッコ・ワイナリー(甲州・スパークリング)


お次は日本のスパークリング。ラベルがとってもオシャレですね~ ま、ブラインドなので最後にしか見られないんだけど…(笑) セパージュは甲州100%。
さて、こればっかりははっきり分かりました。もーなんていうの? 他のものとは全然毛色が違うというか異色というか(笑) 過去に日本のワインは数回しか飲んだことありませんが、共通して感じる印象が、バナナっぽい(笑) もしくは日本酒や甘酒のような香り。これがムンムンにしていました。しかも、ベタベタに甘い!酸が少ない!! おいしくない~~
甘みと酸味のバランスというのが大事なんだということがこのワインで良く分かりました。 

NV Roederer Estate Anderson Valley Brut(ロデレール・エステート アンダーソン・ヴァレー ブリュット)

(ロデレール・エステート アンダーソン・ヴァレー ブリュット)
はい、こちらはアメリカのスパークリングワイン。しかしアメリカとはいえ、こちらは、↓に出てきますが、フランスでも有名な大手メゾンであるルイ・ロデレールがアメリカに設立したワイナリー。
まっ、本家のルイ・ロデレールのシャンパーニュすら飲んだことないので、違いなんぞわかるはずもなく…
セパージュは、シャルドネ70%、ピノ・ノワール30%。
香りはかなりしっかりとしていました。リンゴや洋梨のような香り。でも私的にはあまり印象はなかったかな。

2005 Riesling Sekt Steininger(リースリングゼクト シュタイニンガー)


お次はオーストリアのスパークリングワイン。セパージュはリースリング100%。
さて、こちらもはっきりと分かりました。まず品種がリースリングということで、他のワインとはやっぱり違う。まず一番強い香りは桃とか洋梨。かなり甘いフルーティな香りがしました。結構粘性もあって甘みもややあります。でも酸味がしっかりあるのでまとまっています。後味がちょっとフラワリー。とってもおいしかった。でも、お食事に合わせるというよりは、これ単体で飲んだほうがいいかな~という印象。

NV Bellavista Franciacorta Cuvee Brut(ベラヴィスタ・フランチャコルタ・キュヴェ・ブリュット)


こちらはイタリアのスパークリングワイン。イタリアのスパークリングはスプマンテ。セパージュは、シャルドネ80%、ピノ・ビアンコ&ピノ・ネーロ20%。
私はこれがロデレール・エステートかな~と思っていました。トーストの香りもしたし、かなりシャンパーニュっぽい作りかなあ~と思ったんだけど。違った…
果実味や酸味もしっかりしていたと思います。これもおいしかったです。


NV Louis Roederer Brut Premier


そしてこちらが、真打ち(?)フランスのシャンパーニュ。ちなみにシャンパーニュ地方以外で作られたフランスのスパークリングは、ヴァン・ムスーといいます。セパージュは、ピノ・ノワール56%、シャルドネ34%、ピノ・ムニエ10%。
はい、これ、実は分かったんです~(´∀`) ま、半分あてずっぽうな感はありますが、まずこれだけが泡の持続が凄かったんです。ず~~っと糸のように長い間泡が立ち上っていたので、熟成の長さ故かな?と。あと、これだけピノ・ノワールピノ・ムニエと、黒ぶどうの比率が高いので、色が濃いだろうと予想。これが一番しっかりとした色だったからそうかな~と。味も、かなり分かりやすいトースト香。ナッツのような香りも。本当は味だけで言うと、リースリングゼクトみたいなのがおいしいかなと思うんだけど、こちらは長く飲んでも飲み飽きない味のような気がしました。

ところで、人数が多いので、試飲のワインは何本もあるんですが、実はルイ・ロデレールのうち1本がブショネ(コルクが原因でおこる痛んだワインのこと)だったらしく、初めてブショネの香りを嗅ぎました。おお、確かに!濡れたダンボールや雑巾っぽい香り!確かに健全じゃない香り。
しかしな~ワインって、結構臭いから(笑)、こういうもんかと思えばブショネっていうのも分からないかも…

というわけで、やっぱりブラインドでテイスティングすると、かなり自分の中で色々考えたり分析したりするので、かなり勉強になるし楽しいな♪ 授業内容も、前期より結構難しくなっている気がします(カリキュラム的には同じだけど)。
来月はリースリングソーヴィニヨン・ブラン。ワーイ!白ワイン好きさ~
リースリングソーヴィニヨン・ブランも個性的なワインだから特徴的だけども、産地が変わると全然変わっちゃうからこれまた難しそうだ。楽しみです(´∀`)