青山ワインラブ
かねてより行ってみたかったこちらのお店を訪問。
ＨＰの感じから、それほど堅苦しくないお店だろうということは想像できたのですが、結構面白い印象です。店内に入った時の第一印象は、店内は薄暗く、内装は黒で統一されてて落ち着いた感じ。でも壁に掛かっている装飾品などは結構ポップな感じで、ビストロ風。それでもって店内には、どでかく張ってある毛筆感溢れる（笑）手書きのおすすめメニューがあって、この辺は居酒屋ちっく… 不思議。
さて、メニューを見ると、アラカルト中心。コースメニューは渡されませんでした。おそらく予約が必要と思われます。もうちょっとかっちりしたフレンチかな～と思っていたので、シェアしても大丈夫か聞いたら全然問題なし。しかも最初から取り分けて持ってきてもらうこともできるようでした。
ワインはグラスで頂くつもりだったのでワインリストはじっくり見ませんでしたが、結構あったように思います。
グラスは、赤白それぞれ3種類ありました。
左：バターとメープルシロップ
右：自家製フォカッチャ
メープルシロップがでてくるところが面白い。このフォカッチャは塩味が結構きいているのであまじょっぱい感じになります。フォカッチャはおかわり自由です。
左：突き出しのコールスロー
突き出しがコールスローなのはちょっと安っぽい感じ。
右：前菜の盛合わせ
前菜は、レバーペースト、野菜のピクルス、わかさぎ（？）のエスカベーシュ。レバーペーストは甘いです。これだけで1630円はちょっと淋しいかな。
左：ありが豚と茄子の温製サラダ仕立て
ありが豚というブランド豚が売りのようでしたが、味が分かるほど入っていなかったので（笑）良く分かりません。
右：江戸前穴子のフリット フルーツトマトとバルサミコの甘いソース
穴子のフリットはもうちょっとほわっとやわらかなのを期待していたけど、ちょっと揚げ過ぎだったかな。ソースはおいしかった。
左：宮城産みちのく鶏のグリエとドフィノワーズ（仏ドフィネ地方のジャガイモのグラタン）
これはおいしかったです。じゃがいもがほくほくねっとり。
右：サルシッチャとブロッコリーのリゾット
サルシッチャって何ですか？って聞いたら、スタッフの女の子が「きのこです！」と即答したんだけど、どうみてもきのこは入っていないし、これソーセージ… 調べたらやっぱりサルシッチャはソーセージでした…
ともあれ、このリゾットもガーリックがきいてて、食感もよくおいしかった。
チーズ盛合わせ３種
6種類くらいあるチーズの中から好きなものを選ばせてくれます。カマンベールと、ブルーチーズと、あともうひとつは忘れちゃった（笑）
頂いたワイン（自分用備忘録）
クーポン使用のスパークリングワイン。
うわ～～、昔の私なら普通においしいと思ったと思うけど、今は多少シャンパーニュを頂く機会もふえたせいか、何だか甘ったるいだけの印象に終ってしまいました。ま、ただだからいいか。
レ・タンヌ ソーヴィニョンブラン”07
まずはフランスのソーヴィニヨン・ブラン。グラスワインだし、お高いものではないけど、さわやかな口当たりで、酸味も心地よくおいしかったです。
デ・ボルトリ リースリング”07
お次はオーストラリアのリースリング。香りもよく結構しっかりとした口当たりでした。こちらもおいしい。
ルイ・ジャド ブルゴーニュ・ルージュ
おなじみ、ルイ・ジャドのブルゴーニュ。冷え冷えな状態でサーブされました（笑） ま、私はあんまり気にしないけど。赤はやっぱりいくら背伸びをしてもフルボディのものはおいしい！と思えないので（いまんところ）、このくらいで十分。
いずれのグラスワインも、量はたっぷりでサーブされております。
ヤルデン・ゲヴェルツトラミネール
さて、お会計をすませようとしたら、こちらの店長さんがやってきて、なんとデザートワインをサービスしてくれました！どうやら私がワインスールの話をしていたのが筒抜けだったようで（笑）、勉強されているんですか？と。お、お恥ずかしい。でもこういうサービスをされると、ぐぐ～～んとお店の印象がよくなりますよね！
ヤルデンといえば、カルチャーセンターのほうで飲んだことのあるイスラエルのワインメーカー。イスラエルの甘口ワインが飲めるとは！とてもおいしかったです。しかもこの日飲んだどのワインより高い！！（笑） ご馳走様でした。
ちょっとお店の方向性がつかみにくいですが（笑）、それなりに雰囲気がよく、肩肘張らないが、かといって砕け過ぎもせず、良いお店だと思います。店長さんもシェフも若いし、これからに期待したいです。
