amour（アムール）@広尾
6月に広尾に新しくできたフレンチレストラン、アムールに行ってまいりました。
実は本当は別のレストランに行きたかったんだけど、若干、急だったこともあり、ことごとく振られ、どこかいいところないかな～とリサーチしていたところ、こちらのお店を発見。
知る人ぞ知る（？？）、美食の王様、来栖けいさんのレストラン『エキュレ』の初代シェフが独立してオープンしたお店です。
広尾駅からは結構歩きます。通りをはさんですぐのところにキャーヴ・ド・ひらまつがあります。
こちらは一軒家レストランで、１階はビストロ・ボーテ、２階がレストランアムールになります。
こぢんまりとしていますが、緑が茂っていてとても雰囲気がいいですね。以前は中華料理屋さんだったそうですよ。
ビストロのほうは５月からオープンしていたようですが、既に満席でした。
ただ、半地下のようになっていて、ウェイティングスペースから見下ろされる形なので、居心地はどうなのかな～？ ちょっと狭い感じもしたし、BGMがかなり大きかった印象です。
さて、２階に案内されると、１階の喧騒が嘘のように静かになり、クラッシック流れる優雅な空間に。
一軒家レストランということで、ちょっとオテル・ドゥ・ミクニを思い出した。
レストランというより、おうち、って感じ。内装はシンプルで華美ではないけれど、やはりピンとした緊張感があります。
ランチはおまかせの6,000円のコース1本のみ。前菜が6～8種類とメイン、デザートという構成。
この日のメニューは以下の通り。
Prelude海の香りと大地の恵を初夏の風に乗せて
とうもろこし（ゴールドラッシュ）
赤貝＝アスパラガス
ホタテ＝じゅんさい
カワハギ＝とかちマッシュ
穴子＝赤なす
フォアグラ＝本シメジ
Jardin 「夏の庭園」
やんばる島豚
51種の素材
Soufflé 期待を膨らませて
コーヒー牛乳
お皿も素敵です。これからどんなお料理がくるのか、この瞬間がとてもワクワクします。
まずは前菜3種類。
とうもろこし（ゴールドラッシュ）
赤貝＝アスパラガス
ホタテ＝じゅんさい
ワインももちろん頂きました。アペリティフにはグラスシャンパンを。ルイ・ロデレールでした。
白ワインはサンセール、それからソムリエの方にお勧め頂いたローヌのもの、赤ワインはロワールのピノを頂きました。
グラスワインは1,200円～2,000円くらい。
さて、アミューズと残りのお皿。
カワハギ＝とかちマッシュ
穴子＝赤なす
フォアグラ＝本シメジ
メインは島豚。いや～～～～～素晴らしくおいしかったです。こんなにシトっと舌に吸い付くような食感の豚は食べたことないよ。脂も甘くて、臭みもなく、焼き目も香ばしく、何しろなかなかのビックポーションでした。この写真じゃ見えてないけど、実はお肉の下に、もう一口大のお肉があるのですよ。つまり2切れ。
色とりどりのお野菜も目に楽しい。もちろんおいしい！
デザートの後、小菓子です。
さて、感想。
お料理のプレゼンテーションの素晴らしさはもちろんのこと、まずお料理がおいしかったですね。
前菜のお料理はどこかしら「和」を感じさせる味付けになっています。すだち、とか、柚子胡椒、とか、シソ、とかね。
これ何だろう～なんていいながら食べるのもまた楽しい。
これで6,000円って、実は凄くCPが良いんではないでしょうか…
サービスも、ある程度の緊張感を保ちつつも、フレンドリーな接客。
すぐに予約の取れない人気店になりそうな予感です。
最後はシェフがご挨拶に見えました。白いコックコートに真っ青なスニーカーがとてもキュートでした！（笑）
今度は是非夜に行って見たいな～！
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