あわわわ・・・
またすっかり遅くなってしまったが今年最後のワインスクール、行ってまいりましたよ。
トゥール・ダルジャンもクリスマスの装い。とてもシンプルで上品な感じですね。
暗すぎちゃってブレブレですが、このエントランスアプローチを抜けないと入り口に辿り着けないという、かなり貧乏人ビビラセな門構え(汗) しかも正面には高そうな絵画… ちなみに中に入るともっと凄いけど…
やっぱりシルバー主体の大きくて素敵なツリーが飾ってありました。
長いエントランスアプローチ… ホテルの中のレストランだということを一瞬忘れそうになります。
さて、今回のテーマは「カベルネ・ソーヴィニヨン~フランスとニューワールド比較~」。
今回も前回に引き続きブラインドテイスティングでした。とはいえ、テイスティングに時間をかけすぎて、どの国のワインかを予想する間もなく答えあわせとなってしまった…(笑)
Haut-Médoc2001 Château Camensac
(オー・メドック 2001 シャトー・カマンサック)
フランス/ボルドー/オー・メドック/サン・ローラン
まずはフランスボルドーワイン。
これは一番最初のアイテムでした。大体3番目くらいまではちゃんとテイスティングできるんだけど、4番目以降くらいからだんだん訳がわからなくなってきます(笑)
で、これは比較的ちゃんとテイスティングしたと思うんだけど、まさかボルドーワインとは…
何というか、とてもまる~い穏やか~な印象だったんですよね。2001年だから結構経ってるんですが、カシスやブラックベリーの香りがしてまだまだフルーティー。
先生曰く熟成が落ち着き始めており若々しくはない。香りが取りづらい味わいのタイプだそう。穏やかだっていうのはまあまああってた。
でもやっぱりミネラル? わかんない~~(笑)
Penadès Cabernet Sauvignon Mas la Plana 2006 Torres
(ペネデス カベルネ・ソーヴィニヨン マス・ラ・プラナ 2006 トーレス)
スペイン/ペネデス
次はスペインのワイン。トーレスといえば、こちらもスーパーなどでもお目見えするメーカーでございますが、こちらのペネデスはその中でもトップクラスのキュヴェだそうですよ。
うーんとワタシのメモにはやや焦げた香り、ピーマンぽい、タンニン強め、アルコール高い、酸豊か、とあります(笑)
先生の説明では、トースティーな香り、ジャムっぽい、メントール的な香り、ボリュームを感じる果実味。カベルネソーヴィニヨンの特徴のひとつに、メントールやミント、というものがありますが、なんとなくそのニュアンスは分かります。
ケープ メンテル カベルネ ソーヴィニヨン 750ml [オーストラリア/赤ワイン/辛口/フルボディ/1本][国内正規品]
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Cabernet Sauvignon Margaret River 2003 Cape Mentelle
(カベルネ・ソーヴィニヨン マーガレット・リヴァー 2003 ケープ・メンテル)
オーストラリア/ウェスターン・オーストラリア/マーガレット・リヴァー
お次はオーストラリアのワイン。
タールのような香り、少しミントの香り、果実味が豊か、というのがワタシの印象。
先生の説明では、土っぽい、枯葉のような香り、紅茶や黒いきのこ、メントール、シガー、香りが複雑、だそうです。大体ワタシのようなセンスのない人は、この香りが複雑系になると
・・・
・・・
・・・
ワカ??(´゚д゚`)??ラン
となってしまって、何の香りかとかもう例えられなくなってしまいます(笑)
ともすると、クサい、と暴言を吐いてしまいそうになることも…
いや、このワインが臭かったわけじゃありませんよ(笑)
Cabernet Sauvignon Napa Valley 2006 Clos du Val
(カベルネ・ソーヴィニヨン ナパ・ヴァレー 2006 クロ・デュ・ヴァル)
アメリカ/カリフォルニア/ナパ・ヴァレー
こちらはアメリカはナパのワイン。
こちらの造り手さんはフランスの方ということで、非常にエレガントなワインを造るということでした。
私的にはあんまり特徴が捉えられなかったワインみたい(笑) タンニンはかなりざらつく感じで果実味は豊か、という感じ。
先生がおっしゃった主な特徴には、ユーカリ。これまたメントールとユーカリってどう違うの…と悩むところなんですが、ユーカリが栽培している土地でワインを造ると、かなりな確率でユーカリの香りがするそうな。ユーカリといったら昔お土産で頂いたユーカリオイルを思い出すんですが…
Cabernet Sauvignon Vintage Selection 2003 Montes
(カベルネ・ソーヴィニヨン モンテス・アルファ ヴィンテージ・セレクション 2003 モンテス)
チリ/セントラル・ヴァレー/ラペル/コルチャグア/アパルタ
お次はチリワイン。
これは良年のみにリリースされるヴィンテージ・セレクションで、格上ワインだそうです。
甘い香りがでるのがチリワインの特徴で、ブルーベリーやストロベリーのジャム、つまりジャミーなワインらしい(笑)タンニンも高いが残糖が高いのでカバーしているとのこと。甘いのに青いフレーバーが出るのも面白いワインです。
ワタシはこれが一番好きだったかな?
【ソラリス】 信州 東山カベルネ・ソーヴィニヨン[2007] (赤) [辛口] 750ml
価格:7,350円(税込、送料別)
Cabernet Sauvignon Solaris 信州 東山 2007 マンズワイン小諸ワイナリー
(カベルネ・ソーヴィニヨン・ソラリス 信州 東山 2007 マンズ・ワイン小諸ワイナリー)
日本/長野県/上田市/東山
最後は日本のカベルネ。日本ではカベルネは栽培しづらいようですが、その中でも質の良いものをチョイスしてくださいました。
っていうか、えーー!これが日本のカベルネだったとは… 順番的には2番目のアイテムだったんだけど、全然日本のものだとは思わなかった。むしろカリフォルニアあたりのワインかと思うくらい、ワイルドな印象を受けたんですけどね~
ワタシのメモによると、スパイス、ベジーな感じ、ブラックチェリー、オリーブ、タンニンなめらか、酸味、果実味は中程度、ちょっと苦味、とあります。おお、こんなに書くことがあったようなので、かなりインパクトがあった模様。
で、先生の説明によると、ピーマン、ブルーベリー、ミント、樽の香り、アルコールは穏やか。
何となく当たらずも遠からず??(笑) 好みかっていわれたらそうでもないけど、なかなかおいしかったと思います。
というわけで、今回のワインもどれもこれもおいしゅうございました。ソムリエ直々にチョイスしてくださるんだから、間違いないですね!
で、本日の一皿は~こちらっ!
何かの肉パイ包み。豚とか牛とかって言ってた…(笑) 今回ももちろんおいしかった。しかもバゲットは2つ目(笑)
次回は「時のマジック~ヴィンテージ、熟成による味わいの違い~」。
きゃー!超楽しみ~~