メンドッチーノ☆明日は頑張る

食べたもの買ったもの行ったところ日々つれづれ。おひとりさまハワイ旅行記沢山あります☆

10月のワインスクール

台風が近づいている中、10月のワインクラスに行ってまいりました。雨が降ろうが槍が降ろうが行きますわよ!だって一コマ1万5百円ですからネッ!

今回で6回目のクラス。ああ、もう折り返し地点だわ~ 
今回のテーマは、『フランスとニューワールド比較(シャルドネ)』です。白ワイン、大好きさ~♪



Puligny-Montrachet 2007 Etienne Sauzet(ピュリニー・モンラッシェ 2007 エチェンヌ・ソゼ)
フランス/ブルゴーニュ/ピュリニー・モンラッシェ
まずはフランスのシャルドネ。おお、この時に飲んでいるのですね!しかも酷評されている(笑)
とりあえずフランスとニューワールドの比較なので、これが基本となるわけなんですが。先生いわく、シャルドネの味わいのタイプとして、ミネラリーか、フルーティーか、スパイシーか、というのがあるそうなのですが、このワインはいわずもがなな、ミネラリー(でた!)。石灰質の土壌から作られているので、石や貝殻のような香りをもたらすとのこと。
先生いわく、ボイルしたアスパラ、大根、貝殻のような香り。フルーツの香りは、ライムや柑橘類でフルーティーという感じではないそう。確かに香りは控えめ?だったかも。ちょっと香ばしい感じもありました。
味は、香りほど薄っぺらくはない感じだったけど、先生いわく、固く閉じこまったワインだそうです。
・・・でたわ、またこの閉じてるだの開いてるだの、ワイン経験値の低いワタシには難解な表現が…

お次はマイナー過ぎて?まったくヒットしなかったので画像がありませんがドイツのシャルドネ

Pfalz Auslese Trocken Chardonnay 2002 Aloisiushof Kiefer(ファルツ アウスレーゼ トロッケン シャルドネ 2002 アロイシウスホーフ キーファー)
ドイツ/ファルツ

確かにドイツでシャルドネって珍しいかも。でも近年ではシャルドネの栽培面積が増えているのだそうですよ。
さてさて、このワイン、色んな意味で突出していましたねー!
まずその色合いがダントツ濃いゴールドイエロー。そしてその香りは… アイスワインですね。コチラのワインは、遅摘みで、貴腐ぶどうも入っていて、ぶどうが熟した状態で作られているのでこのようなしっかりとした色と香りになるのだそう。とにかく香りはあまいです。洋ナシのコンポート、アカシアのはちみつ。
味は…飲んでみると、その香りに反して、意外と辛口な仕上がり。もちろん他のシャルドネに比べたら甘めではありますが、アイスワインのようには甘くないです。なのでとっても不思議!
合わせる料理は選んでしまいそうな感じですが、パテやフォアグラ、チーズなんかにあわせるとよいとのことでした。確かに!



Chardonnay Napa Valley 2008 Château Montelena(シャルドネ ナパ・ヴァレー 2008 シャトー・モンテリーナ)
アメリカ/カリフォルニア/ナパ・ヴァレー
お次はアメリカはナパのシャルドネ
こちらのシャトーは、以前記事にしたことありますが、76年パリ対決で、フランスのシャルドネを押さえて1位になったというシャトーだそうですよ。
香りはまず樽がバリバリーという感じでした。黄色いリンゴのような香りや、まだ2008年ということで発酵の香りであるキャンディのような香り、石っぽいミネラル感もあるとのこと。飲んでみても、全体的にボリュームがある感じです。こちらのワインはマロラクティック発酵をしていないとのことで、酸味がシャープ。このワインだけマロラクティック発酵をしていなかったのですが、確かに飲み比べると、リンゴ酸と乳酸の違いが感じられるような…気もしなくはない…(笑)
カルフォルニアワインとしては非常にエレガントに作られているとおっしゃっていました。

こちらから画像をおかりしました。



Chardonnay Marlborough 2008 Dog Point Vineyard(シャルドネ マールボロ 2008 ドッグ・ポイント・ヴィンヤード)
ニュージーランド/マールボロ
はい、今度はニュージーランドニュージーランドの白ワインといえば、ソーヴィニヨンブランが有名ですが、シャルドネです。
これが面白い香りだったですね。マッチをこすったような、硫黄臭のような香り。これは先生いわく、酸素を欲しがっている香りなんだそう。普通は逆で、ワインは酸化してしまうものなんだけど、あんまり説明を聞いてなかったのでちょっとあいまいですが、こちらのワインはスクリューキャップで、二酸化炭素をいれてあるとかなんとか… なので、ちょっとワインに気泡ができていました(発泡しているわけでなはい)。
まあ、とにかく香りだけからすると、あまり心地のいい香りではないですかね。しかし、その味わいはまた違って、香りからは想像できないほどフルーティーでやわらかい酸味。ちょっと後味に苦味があったかな。
やわらかい酸味といっても、このワインが一番酸のレベルとしては高いそうです。
うーん、これだから酸味ってわからないのよね…

こちらから画像をおかりしました。

Chardonnay Leyda Valley 2006 Amayna(シャルドネ レイダ・ヴァレー 2006 アマイナ)
チリ/アコンカグア/サン・アントニオ/レイダ・ヴァレー
お次は何かと話題のチリワイン。ええとー、いつも5アイテムあたりから本日の一皿がでてしまうので、いつもメモがおろそかになってしまうのですよ…(笑)
香りはジャムのような熟した香り、乳製品的な香りやバニラの香りも。っていうか私はもっと違う何かを感じたんだけど、いつものごとく、まったく表現が思いつきません… でもとってもおいしかったですね。酸味はまろやかですが、アルコールも高くてしっかりした味わい。



Chardonnay Le Vin Naturel 2009 Domaine Sogga 小布施ワイナリー(シャルドネ ル ヴァン ナチュレル 2009 ドメーヌ・ソガ 小布施ワイナリー)
日本/長野県/小布施町
最後は日本のシャルドネ。このワイン名、ぱっと見ただけでは日本のワインとは思えませんね~ カッコイイ!
先月は山梨の甲州ワインをテイスティングしましたが、今回は長野。日本のワインもそれほど飲んでいるわけではありませんが、赤も白も、おいしかったな~と思うのはいつも長野ワインな気がする。
で、こちらのワインは、できるだけ補糖補酸をしない、添加物も極力使用しないで作られているそうです。
香りは、やっぱりちょっと日本酒っぽいというか、甘酒っぽい匂いを感じました。飲んでみると、全体的におだやかでまろやかです。でも先月飲んだ甲州よりは全然こっちのほうが好みでした。これは確かに和食にあわせたい感じの味ですね。すいすい飲めそう。

で、最初のフランスワインに戻ると、確かに他の5つとは毛色が違うな~ということが分かります。
ただ、時間が経つと、全部のワインの香りが変わってしまうので(笑)結局訳分からなくなっちゃうんですけどね…
今回のワインはどれもおいしかったけど、特にNZとチリのワインが印象的でした。

本日の一皿。かわかますのクネル。うう~~~ん、お い し い~~~(○´ェ`○) もっと食べたいな~~~ 小さいねん…

角度の関係で、ドイツのワインだけ写ってません…

何だか、緊張感が薄れたのか、携帯で写真を撮る方がちらほら… お咎めはないようですが、かなりちゃりらり~~んという音が気になります… デジカメで写真を撮る方も増えてきました。
これでワタシも心置きなく(笑)写真が撮れます。

来月は『フランスとニューワールド比較(ピノ・ノワール)』です。
楽しみ~♪