メンドッチーノ☆明日は頑張る

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複雑だ…

Michael Jackson's This is it
公開4週目で3回目を観に行きました。スマスマ効果もあってか、はたまたそうではないのか、分かりませんが、いまだに一番大きいスクリーンで、しかも満席だったのでびっくりしました。

明日が最終日です。
最後にもう一回マイケルに会いに行こうと思います。

 

 

見てきた♪
上映最終日の最終回。もちろんチケットは完売。会場はすごい熱気でした。

海外まで追っかけたりするほどではないものの、一応20年以上もファンをやっておりますので(笑)
それなりに彼に関するものは、結構な量を読んだり聞いたり見たりしてきました。

マイケル・ジャクソン

その名前だけが、存在だけが有名であっても、確かにあまり知られてなかったのかもしれません。
特に彼の容姿や、奇妙な行動だけがおもしろおかしく報道されて、そればかりが印象付けられている人もいたことでしょう。
彼が実にショービジネスに40年以上もいた、ということすら知らない人もいたかもしれません。

彼に全く興味が無かったけれど、この映画を見たことによってファンになった、という人達がとても多いことに、うれしく感じる反面、私は非常に複雑な気持ちになりました。
誰もが手のひらを返したような、この熱狂ぶりに戸惑いを覚えます。

今まであまり彼を知らなかった人が、彼に興味を持ち、彼を知りたいと思い、彼の音楽を聴き、彼のダンスを見、そして本当の彼に触れたとき、彼の魅力に気づく人が多くいるだろうことは当然のことのようにも思いますし、それは嬉しいことです。

ある時期から、彼にはゴシップばかりがついて回りました。
彼の肌の色が白くなったのも、某テレビ局でよくやっていた特番では漂白だのなんだのって散々言っていましたが、白斑病という病気だったことはあまり知られていません(検索すればたくさん出てきます)。
彼がオプラ・ウィンフリーというアメリカの超有名司会者とのインタビュー番組で、その事実を話していますが、この番組は実は日本でも放映していて(夜中でしたが)、私ももちろんそれを見ています。
それは1993年のことですから、随分前から公表していたのにもかかわらず、あまり知られていなかったのは、いかにマスコミが事実をねじまげてきたか、それを信じている人が多かったか、ということになります。
まあ、実際のところは、彼が病気であろうが、もしくは実際に漂白していたとしても、そんなことは私としてはどうでもよかったのだけれど。
性的虐待の事件だって、彼の生い立ちから今までの、人となりを、多少でも他の人より分かっていた私にしてみたら、ありえないよねー(。・ω・)(・ω・。)ネー みたいな感じでした。
それがファン心理だと言われれば、それまでですが。
でも実際、この事件をきっかけに、彼は長い間辛い時期を過ごすことになってしまい、この間はInvincibleを最後に、ほとんど音楽活動もありませんでした。彼はまだ40代で、この裁判がなかったら、ひょっとしたらアルバムを出したり、ツアーをしていたりしていたかもしれない。

This is it は、実に10年ぶりのワールドツアーになるはずでした。
マイケルは50歳。
まわりのダンサーとは、きっと親子ほどの年の差だったでしょう。
でも、彼の動きは誰にも真似できません。
歌も、ダンスも、指先の動きひとつとっても、彼のようにできる人はいない。
彼のような人はきっともう現れない気がします。

彼に興味があるひともないひとも、あの映画を見て、それだけはきっと
納得したんではないかと思います。

彼は、ずっと変わっていないのです。
彼の歌が、ダンスが、素晴らしいのも、彼が完ぺき主義者で、プロフェッショナルなのも、常に礼儀正しく、穏やかなのも、何一つ変わっていない。

みんなそれを知らなかっただけ。

それに、多くの人が気づいてくれて、彼のことを好きになってくれて、とても嬉しい。
でも皮肉にもそのきっかけが彼の死であったこと。
それを思うと、切なく、やるせなくなります…
彼は世間に後ろ指を指されながら(と、彼は思いながら)、この世を去ってしまったんだと思うと
非常に残念でなりません。
でも彼は50年という短い生涯だったけど、そりゃーもう、全速力で駆け抜けていったと思います。
風のように…

最近入り浸っている動画サイトのコメントにこんな言葉がありました。

「マイケルがいるんだったら、死ぬのも怖くないと思うようになった」


(´゚∀゚`)ホントダネ!

さて。

一応、それなりにファンをやっておりますワタクシ。
結構お宝映像や、お宝グッズ(笑)を持っております。でも、随分長い間、マイケルボックスなる箱に入れており、とんと見ておりません。
今年の年末、実家に帰った折には、久々にマイケルボックスを開けてみようと思います。
マイケルに関するものは、ささいなものでも、捨てられなかったので、多分いろいろ面白いものがでてくるんじゃないかな~(笑) 楽しみだわ!

R.I.P Michael xxx