アニメ 「BANANA FISH」 を見た話
入院を機にアマゾンプライムの無料お試しを再びした話をしました。
で、映画も見たんだけど、とっても気になっていたのがコレ。
『BANANA FISH』（バナナフィッシュ）は、吉田秋生による漫画作品。『別冊少女コミック』1985年5月号〜1994年4月号にて連載された（1994年6月号、8・9月号、1995年1月号にて番外編掲載）。コミックス全19巻、文庫版全12巻（内番外編1巻）、イラストブック1巻(内短編)、ガイドブック1巻が刊行されている。
実に33年前に連載された名作コミックを原作としたアニメです。
もちろん私も中学生だか高校生のころに読んでいて全巻持っていますし（もちろん黄色のカバーのやつ・笑）、他にも吉田秋生先生の作品はカルフォルニア物語や、吉祥天女、ラヴァーズキス、YASHAー夜叉ーなども持っていたり読んでいたりします。
そんなわけで、BANANA FISH はとりわけ思い入れがあって、実はアニメ化するということは知ってはいたんだけど、なんというか見るのが怖いというか、原作のイメージが壊れるのがやだなー、っていうか原作以上のものはまあないでしょ、ってことで、見る気が全くなかったのでした。
が、知らなかったんだけど動画配信では唯一アマゾンプライムだけがバナナフィッシュを扱っているらしく、毎回ホーム画面に表示されるもんだから（笑）どうしたって気になるわけで。しかもクチコミをみると私のような原作を知っている人も大絶賛しているもんだから、なら見てみようかな… ちょっとだけ… というわけで1話を軽い気持ちで見始めたわけなんですが。
結論として、一気に最新話まで鑑賞してしまったっていうね…（笑）
しかもまだ完結してないなんて！まだテレビで放映中なんですね、知らなかった。慌てて地上波でも追いかけることに。
いや、感想として、とてもよかったです。原作ファンも納得な仕上がりとなっていると思います。でも私の場合は、原作コミックを実家に置いてあってしばらく読んでいなかったので、もちろんストーリーは覚えてるんだけど、ちょいちょい忘れているところもあったので思い出しながらの鑑賞だったから新鮮だったっていうのもあるかも。とりあえず私が感じた、原作派がアニメ版BANANA FISHを楽しめる理由は以下の通り。
・作画が、原作後期なので嬉しい
漫画あるあるで、最初と最後で全然作画が違うっていうことがよくあると思うんですが、バナナフィッシュも例外ではありません。最初のほうと最後では全然違います。それが、全編通して最後のほうの洗練された作画でもう一度最初から見られるのは凄く興奮しました。
・時代背景が現代である
なんせ原作が30年前なので、もちろんパソコンもインターネットも、なんなら携帯電話ですら一般的ではない時代です、信じられないかもしれませんが（笑） それを今アニメ化したって無理がありますね。ファッションだって、結構色々と時代錯誤だったりします（笑） ザ・80年代のギャング！って感じ。そんなわけで色々設定が変わっているのでそれもなかなか新鮮で面白いのです。
・原作に忠実
時代背景に絡むあれこれはアレンジされていますが、基本的にストーリーやセリフ回しなどは原作に忠実です。私はわりとセリフを覚えていたので、次はこういうな、って思うとほぼどんぴしゃでした。
・なんってったって喋って動くアッシュが素敵
いや、これに尽きるでしょ。なんならアッシュが登場したとき、ひゃ～～～って思ったよね（笑） 特に原作で最後まで読んだ人はこういう風に感じるんじゃないかな～ 私は声優とかあまり詳しくないけど、アッシュも英二も違和感なく受け入れられました。まっ、実写だったら、言い尽くされているとは思うけど、リバーフェニックス一択でありますが。
と、いうわけで、印象としては原作に忠実ではあるけど、やはりどこか新鮮で、原作とは別に楽しめるアニメだったかなという感じです。私のように視聴を躊躇している方にも、安心してみてもらって大丈夫かと思います（笑）
ただ… 1個だけどうしても納得いかない点があります。それは…
スキンヘッドじゃないショーターは認めない
紫のモヒカンってなんやねん（怒）
それから最新話を見たんだけど、最近なんか作画が雑になってきてないかな～間に合わないのかな。アニメーターの皆さん頑張ってください（笑）
実家に帰って全巻持ち帰ってきた（笑）
とりあえず、アマゾンプライムだけで最新話まで視聴が可能なようですので、気になった方は是非無料お試しをどうぞ。
