メンドッチーノ☆明日は頑張る

食べたもの買ったもの行ったところ日々つれづれ。おひとりさまハワイ旅行記沢山あります☆

清水の舞台から飛び降りちゃった!~『K.u.K.』@溜池山王~

溜池山王にあるオーストリアレストラン『K.u.K.(カー・ウント・カー)』に行ってきました!日本人で初めてオーストリア料理のマイスターを取得した神田真吾さんのお店です。ず~~~っと前情熱大陸という番組で取り上げられた方なんですが、丁度私も見ていて、とても印象に残っていました。まさかその人のお店に行くことになるなんて。実はこのお店、会社からすぐのところにあるのですが、私みたいな庶民にはか~~なり敷居が高い感じのお店なんです。でも会社のお姉さまが行ったことがあるというので、ボーナスもでたことだし行って見ることにしました~ オーストリア料理なんて初めて!どんなのだろー。

お店はかなりクラシックな感じで、綺羅綺羅しい(笑) 外観や内装はオフィシャルHPのGallary2をご覧下さい。コースは8500円と12000円の2種類。今回は8500円のコースを頂きました。とはいえ、私の予算では15000円は覚悟です(笑)
丁度12月11日からクリスマスシーズンにオーストリアでよく食べられるというメニューになっていました。
全画面表示にしないと画像がずれちゃうかもですが、デカイ画像でお送りいたします。


左:食前酒は自家製サングリア。赤と白があります。フルーティな香りが一杯ででもさっぱりしていておいしかったです。1100円。この漬け込んであるフルーツをむしゃむしゃ食べたい衝動に駆られたpeeyoです。やんなかったけど(笑)

右:つきだしの焼き菓子。ケシの実がのったもの、チーズが香ばしいものなど。レストランの隣にはこれまた有名な『ツッカベッカライカヤヌマ』というオーストリア菓子店があるのですが、そこのものだそう。
左:ジャガイモのポタージュ。とってもクリーミーでおいしかった…ほぅ。

右:そしてこれがお店オススメのバインシンケン(骨付きモモ肉のハム)!これはコースとは別料金ですが、絶対食べたほうがいいというのでオーダー。キレイなピンク色ですね。何でも通常の倍、生肉の状態で寝かせるんだそう(多分そんなこといってました)。何よりもこの特製のソースがとってもおいしい!サラミのようなスモーキーな風味、マスタードの酸味、メープルシロップの甘み。む~ん、おいしい!800円。
左:ここで白ワインを。前菜にあうものをお店の方に選んでいただきました。1050円。オーストリア料理なので、もちろんオーストリアワイン。オーストリアでは赤ワインより白ワインのほうが多く飲まれるのだそうです。えーと、コルク貰ってきたんですが…読めない(笑) グラスで頂いたんですが、ちゃんと新しいものを開けてくれて、しかもテイスティングもしてくれます。ワインど素人なので、何だか恐縮です… さわやかでおいしかった。一気にあおりたいところを必至にチビチビやりました。ちなみにセットワインもあったので、本当はそっちにしたかったんだけど、さすがに次の日仕事なので今回は断念。

右:前菜 『オーストリア産ひまわりの蜂蜜でマリネした鴨胸肉のロースト 鬼グルミのマリネーデ』。この黒くて穴の開いた奇妙なものが、鬼グルミのマリネーデです。クルミの殻ごとマリネにしてあって、見た目と違ってやわらか~くて甘いんです!しかも鴨のローストの下にあるのが、スパイスケーキ!普通に甘いパウンドケーキです。とってもおもしろーい!ソースはクルミを使ってあって、こっちはくるみの苦味がきいた香ばしいものとなっています。おいしい~~
左:パン。こちらもツッカベッカライのパンだそう。小さいですがぎゅっと目の詰まった噛めば噛むほど味のあるパン。私はおかわりして2個食べました~(´∀`)

右:『長野産新そばのスープ チロルの生ハムの香り』 こーれ、ほんと、どんぶりで食べた~~い、ってくらいおいしかったです。蕎麦の実が入ったちょっとリゾットっぽいスープです。生ハムの上にハうずらの卵が乗っています。
左:メイン。お魚かお肉を選べます。お魚はなまず、お肉は鹿肉でした。私は鹿をチョイス。ていうか鹿なんて食べたことないよ!『鹿肉のラグー オーストリアのコケモモの香り キノコのクヌーデルと共に』 いや~~~~これも本当においしかったです。鹿肉は脂身が一切なくあっさりです。まぐろの赤身に火を通したみたいなパサパサ感(笑) ほろっと崩れる柔らかさで、ソースと絡み合って本当においしい!コケモモのソースも甘酸っぱくてよいアクセントに。上に乗っているのはなんとかっていうキノコだって言ってましたが見た目はマッシュルームなんだけど、食べたことのない風味でした。そして白くマッシュポテトのようにみえているのがキノコのクヌーデルというものらしい。見た目はマッシュポテトなんだけど、食感はあれです!練り物系。モチモチした弾力のある歯ごたえ。ほんっと、おもしろいんです、オーストリア料理。

右:デザートの前にチーズを勧められました。これまた食べたほうがいいと言われていたのでオーダー。貴腐ワインでマリネしたブルーチーズ。1300円。えーと、何とかの木(モミの木だったかなあ…)の樹液からとれる蜜(?)と一緒に頂きます。写真には写ってないけど2種類のスライスしたパン(?)もサーブされます。ブルーチーズと、甘いワインの香り、蜜の甘さ、チーズの塩気が何ともいえないハーモニーです。おいしかったあ~
左:チーズと共にデザートワインを頂きました。こちらもお店の方におまかせしました。あま~~くておいしい~~  しあわせ。1700円。

右:デザートです。『粗挽き小麦のクロケッテン プンシュのソースに浮かべて』 これまたおもしろいデザートがでてきました。ソースはホットワインがベースで香り高いです。で、このクロケッテンつーのがよくわかりませんが、揚げ菓子なんですね。何と言っていいかわからないけど、プチプチした食感で、これまたおいしいんです…

で、これは食後のコーヒー(コースには含まれていません)と一緒に頂いたプチフール。これもツッカベッカライのもの。びっくりするほどしっとりホロホロなクッキーと、アーモンドのトリュフ。
お料理はどれもこれもおいしかったし、何よりも驚いてばかりでとても楽しめました。お店はかなり重厚な感じなのですが、サービスの方は皆さん気さくで、冗談を言ったりすごくリラックスムードでした。おいしいし気分もよかったので、お金に糸目はつけねーぜーーー!という勢いでいたのが反映し、peeyo人生初、17,000円のディナーとなりました( ; ゚Д゚) いやあ~私も大人になったもんだ… や、十分大人なんですけど(笑) でも本当にまた絶対行きたいです!ていうか行く!オススメのレストランです♪